Hopi Artist

Eddie Scott Kohtalawva

(エディー・スコット・コウタロウヴァ)

Eddie Scott Kohtalawva

1950年にHopi Reservation内のKykotsmovi(キコツモヴィ)Villageに生まれる。氏族はSun Clan及びBadger Clanに属している。
彼の父Eddie Scott Sr.は1937年よりSilversmithとして生計を立てている傍らSilver Saddle(装飾 を施した馬の鞍)を作り、当時多くのハリウッド映画スターが彼の作るSaddleを手に入れる為に、Flagstaff(アリゾナ州北部の町)まで来ていた。このような環境の中で育った彼は、彼の父が大切に使用していたハンマーや金鋸などの 使い方を父の傍らで見、自然にその技術を身に付けていった。
1976年より本格的にHopi Jewelrerとして活動を始め、1980年代には Gallup Inter Tribe Arts & Crafts ShowやSanta FeのIndian Marketなどで、幾度かリボンを獲得していた。現在の妻Peggy(Navajo族)と結婚してからは、Canyon De Chellyの近くにあるChinle(チンリー)に移り住み、 Navajoの小学校にて教師として勤務している。 彼の作るHopi Jewelryは一般のHopi Jewelryと少し違い、シルバーのみに限らず、多彩な素材を用いて作品を作り上げていく。その影響は彼の遠縁に当たる世界的に有名なHopi Jewelrer、Charles Loloma(Badger Clan) から来るものである。彼がJewelry作りを初めてからは彼が使用している工具のほとんどは彼の父から譲り受けたもので、父から受け継いだ伝統的な装飾技術で彼独自のJewelryを作り続けている。