Navajo Artist

Ernie Lister

(アーニー・リスター)

Ernie Lister

1953年に生まれ、1972年よりシルバーワークを始めたアーニー・リスターは伝統的なナヴァホジュエリー、特に1870年代から1910年代のスタイルを忠実に作り続けている アーティストの一人です。彼にジュエリー作りを教えたのはJohn Burnsidesと言うメディスンマンで 彼は89歳で他界しました。John BurnsidesはHusteen Badowayから学び、 Husteen Badowayは、Red Left Handから、そしてRed Left Handは1800年代後期から ナヴァホジュエリーを作り始めたSlender Silver Makerからその技術を学びました。因に Fred Peshlakai の叔父にあたるのが、Slender Silver Makerだそです。1800 年代後期にジュエリー作りを始めたSlender Silver Maker がRed Left Hand → Husteen Badoway → John Burnsides → Ernie Lister → Perry Shortyと6世代に渡って伝統継承を続けているそうで、しかも初代のSlender Silver MakerやJohn Burnsidesなどは ナヴァホジュエリーに関する書籍の代表的なシルバースミス(銀細工職人)の一人として 写真で紹介されています。アーニーの技法は初代のSlender Silver Makerが考え出した技法を代々受け継ぎ、その当時のままの技法を基本にジュエリー創作をしています。